戦争と広告の結びつきは忌まわしい記憶として憚られている。そのため必要な情報が発信されないという逆効果が生まれてしまっている。
情報は、戦争を生み、戦争を止める。
戦争を生む広告を禁じ、戦争を止める広告だけを許すことができたら、世界はかなりマシになる。
そのためには、何が戦争を生む広告(プロパガンダ)であり、何が戦争を止める広告(ピースアド)なのかを、厳密に見分ける必要がある。
国威や戦意を高揚し、戦争を美化し、民族間の対立を煽動する戦争広告プロパガンダ。ピースアドは、このプロパガンダを中和、毒消しするコミュニケーションでもある。